まず、
リバタリアニズムという思想の簡単な解説と、私の思想的立場を書いてみる。
リバタリアニズムはとても単純に述べると、
個人の自由(精神の自由)と
経済活動の自由の両方を認める思想である。そして、リバタリアニズムを支持する人を
リバタリアンと呼ぶ。
(参考)ノーラン・チャート
http://ja.wikipedia.org/wiki/ノーラン・チャートリバタリアニズムの特色の一つは政府への敵対的態度である。
その態度の根本には、
権力への警戒が存在している。
リバタリアニズムの他の特色として、
自由市場経済体制への信頼も挙げられる。
多くのリバタリアンは自由市場経済が、政府による統制経済に比べてより良い結果をもたらすことを理由に自由市場経済を支持している。勿論私もその一人である。
ただ、リバタリアンは自由市場経済を結果的に皆が豊かになるから、という理由だけで支持しているのではないと私は思う。
市場が持つ性質が権力の強大化を防ぐこともリバタリアンが市場経済を支持する理由であるように思える。市場と権力の関係は私の中で興味深いテーマの一つだ。
また、リバタリアンは、決して一枚岩ではない。
詳しくは次回以降の記事に書く予定だが、リバタリアニズムを支持する人々の中でも政府の存在についてどの程度まで認めるかで大きな差異がある。
(大きな福祉国家)―小さな福祉国家―夜警国家―無政府
の4種類(正確にはリバタリアンと呼べるのは3種類だが)の政府の規模で考えてみると
大きな福祉国家…いわゆるリベラリストが支持する政府。政府は市場経済へ介入する。
小さな福祉国家…最小限の福祉および、治安・国防を政府が担当。基本的に政府は市場経済へ介入しない。
夜警国家…治安・国防のみを政府が担当。政府は市場へ介入しない。
無政府…字の通り、政府組織そのものが存在しない。市場のみが存在する。
私は小さな福祉国家支持者と夜警国家支持者の間くらいの立場にある。次回以降の記事で、もう少し詳しく述べてみたい。
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